会社を辞めよう!と思った時に勢いで辞めてしまうと後悔する事になってしまいます。
特に入社からある程度の年数を重ねている場合、今まで何でもなかった事が思うように行かなくなってしまう。なんて事も起こります。
辞める前に知っておいた方が良い点は以下になります。
辞めてしまってから困る事
会社員を長くやっていると問題も起こらないので気が付きにくいかもしれませんが、会社員を辞めてしまうと思っている以上に困る事があります。辞めてしまう前に出来るのであればやっておいた方が良いと思う事はこちらです。
- 辞めた後に何をするのか決めてから
今のご時世だと会社の事情で続けることが出来なくなってしまう場合もあるでしょう。
そのような場合は該当しませんが、もうやってられないと、とりあえず辞めたいという理由で辞めてしまうと、しばらく職が見つからないなんてことになってしまう場合があると思います。
特に、今の状況に納得いかないからと言う理由だけで辞めてしまっては次に雇ってもらえる保障もありません。
一番良いのは、辞める前に次にやる事が決まっているのが良いと思いますが、最低でも、辞めた後はこれをやるぞ!と決めて、次に動く準備をしてから辞めましょう。
金銭的に困らないのであれば問題ありませんが、雇用保険の給付金もすぐに出るわけではありません。 - クレジットカード
転職したばかりだったり、個人事業を始めてすぐとなると、クレジットカードを作成しようともカード会社の審査が通らないと言う事を聞きます。
自身の信用情報となりますので、会社に勤めている間にカードを作り、そのカードである程度買い物をすることで信用情報を作っておいた方がよさそうです。
クレジットカードは事業を行うのであれば何かと必要になります。 - 家を買う(将来的に買いたい方含む)
家を買うというのは、相当大きいことだと思います。
家を買って辞めようなんて人も少ないかもしれませんが、こちらもクレジットカードと同様か、それ以上に信用問題が伴います。特に、個人事業で営んでいく場合、家のローンとなると銀行の審査が通りにくくなってしまうようです。
会社員に転職したとしても、転職後は数年勤めていないとローンの審査が通らない事態になってしまうのではないかと思います。
家の場合はローン期間も長くなりますので、数年先までローンが組めないとなると返す期間が相当先まで伸びてしまう事になってしまいますね。 - 車を買う(必要のある方)
現金があるから問題なし!と言う人は大丈夫です。
そして、何よりも会社を辞めてしばらくは安定した生活ができるか分かりません。辞める際にも出来るだけローンの残債は少ない状態であることが望ましいと思います。
業務上で必要になる事もあります。
辞めた後に行う手続き
会社を辞めた後は思ってる以上に手続きをする事になります。会社にいる時は、ほとんどの手続きは会社の事務が代行してくれているのですが、自分で行うとなるとアレやコレもとやる事があります。
- 雇用保険の給付申請
いわゆる失業保険ですね。次までの期間が開いてしまった場合こちらを申請し、給付金を受け取る事が出来ます。
ハローワークに通って手続きを行います。
雇用保険については申請しただけでは受け取れませんので、注意が必要です。
給付期間中はハローワークにて職業探しを行い、担当者と話をする必要があります。 - 健康保険の切り替え(延長申請)
一旦会社を離れる場合、国民健康保険への切り替えが必要になります。会社の保険制度によっては、数年は継続できるようになっている場合もあります。私の場合、一旦は継続で申請しましたが、後に期限を待たずに国民健康保険に切り替えました。収入により保険の納付額が変わりますので、ご自身で良く検討しましょう。
国民健康保険の場合、5月ごろに納付書が届き、一括払いか、6月から3月まで10か月の分割払いかにて支払います。 - 年金の切り替え
こちらは厚生年金から国民年金になります。
厚生年金の場合、給料より天引きとなり自動的に支払われていますが、国民年金は自分で払い込む必要があります。
国民年金も、手続きにより銀行引き落としにすることも可能ですが、最初は切り替えの手続きをしないといけません。 - 税金の支払い(住民税)
会社では給料天引きにて払っていた税金ですが、辞めてしまうと自分で払い込む必要があります。5月前後に役所から納付書が届きますので、支払いをします。
これは、一括支払いと、各月分割支払いのどちらかで支払う形になっております。
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